ブラーマグプタの肖像(画像生成 AI で描いたイメージ)
画像生成 AI で描いたイメージ(顔は伝わっていないため想像で描いた)

ブラーマグプタ

Brahmagupta

天文書の中で、ゼロと負の数の計算の決まりを書いた

生没年
598–670 頃
地域
ビッラマーラ、ウッジャイン(インド)

生涯

598 年に生まれたインドの天文学者・数学者である。父の名はジシュヌグプタと伝わる。628 年、30 歳のころに、25 章からなる天文書『ブラーマ・スプタ・シッダーンタ』を書いた。本の中で、書いた場所はビッラマーラだと述べている。いまのビンマールの町で、当時はグルジャラの王朝が治める地の都だった。

のちに、当時のインドで数学と天文学の中心だったウッジャインの天文台の長になった。この地では、ヴァラーハミヒラらが数理天文学の学派を育てていた。665 年、67 歳のときに、もう 1 つの天文書『カンダカーディヤカ』を書いた。

『ブラーマ・スプタ・シッダーンタ』は、ゼロを「ある数からその数を引いた結果」と定めた。正の数を「財産」、負の数を「借金」と呼び、足し算・引き算・掛け算・割り算の決まりを並べた。借金と借金の積は財産になる、という規則もここにある。ゼロで割ることにも決まりを与えようとしたが、ゼロをゼロで割るとゼロになるという規則は誤りだった。二次方程式の解き方や、 の形の不定方程式を解く方法も、この本に含まれる。生前の肖像は伝わっていない。

出典

  1. MacTutor History of Mathematics: Brahmagupta
  2. H. T. Colebrooke (trans.), Algebra, with Arithmetic and Mensuration, from the Sanscrit of Brahmegupta and Bháscara (London, 1817)

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