レオナルド・フィボナッチの肖像(画像生成 AI で描いたイメージ)
画像生成 AI で描いたイメージ(顔は伝わっていないため想像で描いた)

レオナルド・フィボナッチ

Leonardo Fibonacci (Leonardo of Pisa)

『算盤の書』で、インドの数字による計算をヨーロッパに広めた

生没年
1170 頃–1250 頃
地域
ピサ(イタリア)、ブジア(北アフリカ)

生涯

1170 年ごろ、イタリアのピサに生まれた。父グリエルモはボナッチ家の人で、北アフリカのブジア(いまのアルジェリアのベジャイア)で、ピサの商人のための税関の公証人として働いた。レオナルドは少年のころブジアで学び、インドの数字(いまの算用数字)による計算を身につけた。その後、父と共に各地を回り、1200 年ごろピサに戻った。

1202 年、計算の教科書『算盤の書(リベル・アバチ)』を書き、位取りの十進法と算用数字をヨーロッパに紹介した。1228 年には手を入れた第 2 版を出している。ほかに、幾何の本『実用幾何』(1220)、ヨハネス・パノルミターヌスの出した 3 次方程式の問題を解いた『フロス(花)』(1225)、平方数の性質を論じた『平方の書』(1225)がある。皇帝フリードリヒ 2 世の宮廷の学者たちと手紙を交わし、1225 年ごろ、宮廷がピサを訪れたときには、皇帝の前でヨハネスから問題を出され、答えを『フロス』と『平方の書』にまとめた。

1240 年、ピサの共和国は「真面目で学識ある師レオナルド・ビゴッロ」に、町の会計への助言と市民への教えの礼として俸給を与えると決めた。1228 年より後で彼の名が出る記録は、これしか知られていない。生前の肖像は伝わっていない。

出典

  1. MacTutor History of Mathematics: Leonardo Pisano Fibonacci
  2. L. E. Sigler (trans.), Fibonacci's Liber Abaci (Springer, 2002)
  3. Keith Devlin, The Man of Numbers: Fibonacci's Arithmetic Revolution (Walker, 2011)

姉妹サイト

株式会社Game が運営するメディアです。