存命の人なので、顔は描いていない

佐藤勝彦

Katsuhiko Sato

宇宙が生まれた直後の指数関数的な膨張を 1980 年に示した

生没年
1945–
地域
日本

生涯

1945 年、香川県で生まれた。1968 年に京都大学理学部物理学科を卒業し、1974 年に理学博士の学位を得た。1976 年に京都大学の助手になった。

2014 年の取材で本人が語ったところでは、1979 年 4 月、素粒子の理論を初期の宇宙に使う研究の中で、のちのインフレーションにつながる考えを京都大学で思いついた。同じ年の 6 月から 1980 年 7 月まで、コペンハーゲンの北欧理論原子物理学研究所(NORDITA)に客員教授として滞在した。1980 年 2 月、素粒子の大統一理論が予言する真空の相転移が遅れると、宇宙が指数関数的に膨らむことを示す論文を投稿した。のちにインフレーションと呼ばれる考えである。

1982 年に東京大学理学部の助教授、1990 年に教授となり、2009 年まで務めた。ビッグバン宇宙国際研究センターの長や理学部長も務めた。2010 年から 2016 年まで自然科学研究機構の機構長を、2016 年から 2020 年まで日本学術振興会学術システム研究センターの所長を務めた。1990 年に仁科記念賞を、2010 年に日本学士院賞を受けた。2013 年に日本学士院の会員に選ばれ、2014 年に文化功労者となった。

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