ヤコブス・ファントホッフの肖像(Vant Hoff・出典: Wikimedia Commons・作者不明・Public domain)
Vant Hoff
出典: Wikimedia Commons・作者不明・Public domain

ヤコブス・ファントホッフ

Jacobus Henricus van 't Hoff

炭素の正四面体の形と、反応の速さや浸透圧の法則を示した

生没年
1852–1911
地域
オランダ、ドイツ

生涯

1852 年 8 月 30 日、オランダのロッテルダムで、医師の家に生まれた。1874 年、ユトレヒト大学で博士の学位を得た。その直前、炭素原子から出る 4 本の結合が正四面体の頂点の向きに伸びていると考える 12 ページの小冊子を、自費で出した。分子の立体の形を考える立体化学の出発点である。

ユトレヒトの獣医学校で物理を教えたのち、1877 年に新しくできたアムステルダム大学の講師となり、翌 1878 年に化学の教授となった。1884 年の『化学動力学の研究』では、反応の速さと化学平衡を熱力学で論じた。1880 年代の後半には、溶液の浸透圧を研究した。1896 年、ベルリン大学の教授とプロイセン科学アカデミーの会員になって、ベルリンへ移った。

1901 年、化学動力学の法則と溶液の浸透圧の発見により、最初のノーベル化学賞を受けた。若いころから哲学に関心が深く、父の反対を押して化学の道を選んだ。1911 年 3 月 1 日に没した。

姉妹サイト

株式会社Game が運営するメディアです。