ボイルの空気ポンプ(画像生成 AI で描いたイメージ)
画像生成 AI で描いたイメージ

ボイルの空気ポンプ

Boyle's air pump

ガラスの器から空気を抜き、空気のはたらきを調べた装置

年代
1659〜1660年
場所
オックスフォード

しくみと歴史

ロバート・ボイルが、助手のロバート・フックに作らせた空気ポンプである。1659 年にでき上がり、1660 年の『空気のばねとその効果についての物理・力学的な新実験』に、その図と 43 の実験が載った。

上に大きなガラスの球(受け器)があり、頂の広い口は真鍮のふたと栓で閉じる。球の下の栓を開け閉めしながら、その下の真鍮の筒の中のピストンを、歯を刻んだ鉄の棒と取っ手で上下させ、球の中の空気を少しずつ抜いていく。ボイルは、ろうそくの火や時計の音などが、空気を抜くとどう変わるかを調べた。

ロンドンの科学博物館には、1960 年に作られた復元品がある。ガラス・真鍮・オーク材・鋼でできていて、高さは約 1.3 m、重さは約 35 kg である。

出典

  1. R. Boyle, New Experiments Physico-Mechanicall, Touching the Spring of the Air, and its Effects (Oxford, 1660)
  2. Science Museum Group Collection: Reconstruction of the Boyle-Hooke air pump (1960-96)
  3. MacTutor History of Mathematics: Robert Boyle

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