
出典: Wikimedia Commons・Johann Kerseboom・Public domain
生涯
1627 年 1 月 25 日、アイルランド南部のリズモアで、初代コーク伯リチャード・ボイルの息子として生まれた。父はイギリスでいちばんの富豪と言われた人である。1635 年からイングランドのイートン校に学び、12 歳で家庭教師とともにヨーロッパへ渡った。ジュネーヴで学び、1642 年にガリレオが亡くなったときにはフィレンツェにいて、ガリレオの考え方に強く引かれた。
1646 年から相続したスタルブリッジの領地で暮らし、1654 年にオックスフォードへ移った。大学の職には就かず、自分の費用で実験を続けた。助手のロバート・フックが作った空気ポンプで空気の性質を調べ、1660 年に『空気のばねとその効果についての物理・力学的な新実験』を出した。1661 年の『懐疑的化学者』では、物はすべて 4 つの元素からなるという古い説を退け、小さな粒が集まって物ができていると論じた。1662 年には、本の第 2 版の付録で、閉じ込めた空気の体積と圧力が反比例することを示した。
王立協会の創立のときからの会員である。1668 年からはロンドンの姉レディ・ラネラの家に住んだ。1680 年、王立協会の会長に選ばれたが、就任の宣誓が信仰に反するとして断った。1691 年 12 月の末、ともに暮らした姉が亡くなった 1 週間ほどあとに、ロンドンで没した。
関わった公式1
器具と道具
出典
- MacTutor History of Mathematics: Robert Boyle
- Science History Institute: Johann Kerseboom, The Shannon Portrait of the Hon. Robert Boyle (1689)
- R. Boyle, New Experiments Physico-Mechanicall, Touching the Spring of the Air, and its Effects (Oxford, 1660; 2nd ed. 1662)
