コネクションマシン CM-2(ミムズ技術芸術博物館の CM-2 とデータボールト・出典: Wikimedia Commons・Logg Tandy・CC BY-SA 4.0)
実物。ジョージア州ロズウェルのミムズ技術芸術博物館の展示(2024 年 10 月撮影)。左が CM-2 の本体で、正面に赤いランプの並びが光る。右は記憶装置のデータボールト
出典: Wikimedia Commons・Logg Tandy・CC BY-SA 4.0

コネクションマシン CM-2

Connection Machine CM-2

4096 個のチップを 12 次元の立方体の形の網でつないだ並列計算機

年代
1987年
場所
アメリカ(シンキング・マシンズ社)

しくみと歴史

アメリカのシンキング・マシンズ社の並列計算機で、同社は 1987 年 4 月に技術概要を出している。1 台に 65,536 個のプロセッサを積み、16 個ずつを 1 つのチップにまとめた。チップは 4096 個ある。

チップどうしをつなぐ網の形は、12 次元の立方体である。技術概要は、各チップの中継の回路(ルーター)がほかの 12 個のルーターとつながると書いている。チップの番号を 12 けたの 2 進数で書くと、1 けただけ違う番号のチップどうしが直接つながる。あるチップから別のチップへの通信は、番号の違うけたを 1 つずつそろえる向きに進む。12 次元の立方体では、どの 2 つのチップの間も、多くとも 12 本の辺をたどれば行き着く。

本体の大きさは 56 × 56 × 62 インチ(約 1.4 m × 1.4 m × 1.6 m)、重さは 2600 ポンド(約 1.2 t)、消費電力は 28 kW である。黒い立方体を 2 × 2 × 2 に積んだ形で、正面の赤いランプの並びが明滅する姿で知られる。

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