
メイヨール望遠鏡とDESI
Dark Energy Spectroscopic Instrument on the Nicholas U. Mayall 4-meter Telescope
約5,000本の光ファイバーで銀河の赤方偏移を測り、宇宙の3次元地図を作る
- 年代
- 2021年(DESIの観測開始)
- 場所
- キットピーク国立天文台(アメリカ、アリゾナ州)
しくみと歴史
DESIは、米国アリゾナ州のキットピーク国立天文台にあるニコラス・U・メイヨール4 m望遠鏡に取り付けた分光器である。直径3.2度の視野を収める補正光学系が、直径0.812 mの焦点面に光を集める。焦点面には5,020台のロボットが並び、それぞれが光ファイバーの先を天体の位置へ動かす。ファイバーの束は10台の分光器へつながり、360〜980 nmの光を3つの波長帯に分けて記録する。
観測は2021年5月に始まり、当初の5年計画は2026年4月に終わった。予定の3,400万個を超える4,700万個超の銀河とクエーサーを観測し、そのあとも2028年まで範囲を広げて続いている。研究者は900人を超え、機関の数は70を超える。