LIGO(レーザー干渉計重力波観測所)(画像生成 AI で描いたイメージ)
画像生成 AI で描いたイメージ

LIGO(レーザー干渉計重力波観測所)

Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory (LIGO)

腕の長さ 4 km の L 字の干渉計で、重力波を初めて捉えた観測所

年代
2000年代(観測開始)
場所
ハンフォード(アメリカ、ワシントン州)・リビングストン(ルイジアナ州)

しくみと歴史

アメリカの 2 か所にある重力波の観測所である。ワシントン州ハンフォードとルイジアナ州リビングストンに、それぞれ腕の長さ 4 km の L 字のレーザー干渉計を置く。アメリカ国立科学財団の資金で、カリフォルニア工科大学とマサチューセッツ工科大学の科学者と技術者が設計し、1990 年代の終わりに建てた。2000 年代の初めに調整を重ね、2005 年 11 月から 2007 年 9 月まで、設計どおりの感度で観測を続けたが、重力波は見つからなかった。

L 字の角の建物から、真空にした管が直角に 4 km ずつ延び、管はアーチ形のコンクリートの覆いで守られている。管の両端には鏡をつり下げ、レーザーの光を往復させる。重力波が通ると、2 本の腕の長さがわずかに逆向きに伸び縮みし、光の干渉のようすが変わる。性能を高めた改良型は 2015 年に観測を始め、その年の 9 月 14 日に、2 つのブラックホールの合体から来た重力波を初めて捉えた。

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