
ネイピア『驚くべき対数表の記述』
John Napier, Mirifici logarithmorum canonis descriptio (1614)
対数を初めて世に出した、角の正弦とその対数の表の本
- 年代
- 1614年
- 場所
- エディンバラ
- 人物
- ジョン・ネイピア
しくみと歴史
1614 年、エディンバラの印刷業者アンドルー・ハートが刷った、ネイピアの対数の本である。四つ折り判の小さな本で、高さは 20 cm ほどある。題扉は木版の飾り枠で囲まれている。
はじめの 57 ページで、対数の定義と性質、表を使って三角形を解くやり方をラテン語で説明する。残りの 90 ページほどに、角の正弦とその対数の表が並ぶ。天文学や航海で使う三角法の計算を軽くするための表だった。表の作り方は書かれておらず、それを説明した『驚くべき対数表の構成』は、没後の 1619 年に出版された。
この本を読んだロンドンのヘンリー・ブリッグスは、翌年の夏にエディンバラまでネイピアを訪ねた。1614 年の本は、京都大学やスミソニアン博物館の図書館などに残り、画像で公開されている。
この器具が出てくる公式
出典
- Kyoto University Rare Materials Digital Archive: Mirifici logarithmorum canonis descriptio (1614)
- Smithsonian Libraries: Mirifici logarithmorum canonis descriptio (1614)
- Salisbury Cathedral Library catalogue: Mirifici logarithmorum canonis descriptio (Edinburgh, 1614)
- MacTutor History of Mathematics: John Napier