グリーンバンクの 26 m 電波望遠鏡(画像生成 AI で描いたイメージ)
画像生成 AI で描いたイメージ

グリーンバンクの 26 m 電波望遠鏡

85-1 Howard E. Tatel Telescope, Green Bank

オズマ計画で、地球の外の文明からの電波を初めて聞いた望遠鏡

年代
1959年
場所
国立電波天文台グリーンバンク(アメリカ、ウェストバージニア州)

しくみと歴史

アメリカのウェストバージニア州グリーンバンクの国立電波天文台に建てられた、口径 85 フィート(約 26 m)の電波望遠鏡である。ピッツバーグのブロー・ノックス社が売り出した組み立て式のアンテナを注文し、部品は 1958 年の夏に届いた。大きな歯車を設計したハワード・テイテルの名がつけられ、1959 年 2 月 13 日から昼も夜も続く観測を始めた。

鏡面は厚さ約 3 mm のアルミニウムの板を並べた放物面で、焦点は地面から約 35 m の高さにある。赤道儀式で、地球の自転軸に平行な軸と、それに直交する軸のまわりに回る。全体の重さは 210 トンある。

1960 年、フランク・ドレイクはこの望遠鏡を、太陽に似た 2 つの星、くじら座タウ星とエリダヌス座イプシロン星に向け、波長 21 cm の近くの電波を聞いた(オズマ計画)。地球の外の文明の信号は見つからず、一度だけ騒ぎになった信号は、のちに飛行機のものと分かった。のちにはアメリカ海軍天文台が、地球の自転の観測などに使った。

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