エラトステネスの肖像(画像生成 AI で描いたイメージ)
画像生成 AI で描いたイメージ(顔は伝わっていないため想像で描いた)

エラトステネス

Eratosthenes of Cyrene

アレクサンドリアの図書館を率い、地球の大きさを測った

生没年
前 276 頃–前 194 頃
地域
キュレネ(いまのリビア)、アレクサンドリア(エジプト)

生涯

紀元前 276 年ごろ、北アフリカのキュレネ、いまのリビアに生まれた。同じ町の生まれの詩人で学者のカリマコスらに学び、その後しばらくアテナイで学んだ。王位を継いだエジプト王プトレマイオス 3 世に招かれ、アレクサンドリアで王子(のちのプトレマイオス 4 世)の教育係になった。紀元前 240 年ごろ、カリマコスの後を継いで、ムセイオンの図書館の長になったとされる。

数学・天文学・地理・年代学・詩と、多くの分野で仕事をした。どの分野でも 2 番手だという意味の「ベータ」や、五種競技の選手にたとえた「ペンタトロス」というあだ名もあった。夏至の正午の影をシエネ(いまのアスワン)とアレクサンドリアで比べ、地球の周りを 25 万スタディオンと出したことで知られる。素数をふるい分ける「エラトステネスのふるい」にも名が残る。

プラトンの数学を論じた著作『プラトン学派の人』は失われたが、スミルナのテオンがそれを引いて、デロスの問題の話を伝えている。立方体を 2 倍にする問題のために自分で考えた道具の作り方と、プトレマイオス 3 世に捧げる詩を、アレクサンドリアに立てた柱に刻んだとされる。晩年は目が見えなくなったと伝えられる。

出典

  1. MacTutor History of Mathematics: Eratosthenes of Cyrene
  2. Thomas L. Heath, A History of Greek Mathematics, Vol. 1 (Oxford, 1921)

姉妹サイト

株式会社Game が運営するメディアです。