
出典: Wikimedia Commons・Julien-Léopold Boilly・Public domain
生涯
1768 年 3 月 21 日、フランス中部のオセールで、仕立て屋の家に生まれた。9 歳で母を、翌年に父を亡くした。町の陸軍学校で学び、数学に打ち込んだ。1787 年にベネディクト会の修道院に入ったが、誓願を立てずに出た。革命のさなかの 1794 年 7 月に逮捕され、ロベスピエールが倒れたあとに釈放された。
1795 年、パリの高等師範学校でラグランジュ、ラプラス、モンジュに学んだ。1797 年、エコール・ポリテクニークでラグランジュの後を継ぎ、解析と力学の教授になった。1798 年、ナポレオンのエジプト遠征に学者として加わり、カイロに作られたエジプト学士院の書記を、フランス軍がエジプトにいる間ずっと務めた。
帰国後はイゼール県の知事として、ブルゴワンの沼地の干拓や、グルノーブルからトリノへ向かう道路の建設を進めた。その合間に熱の伝わり方を研究し、1807 年 12 月 21 日、論文をパリの学士院で読んだ。1811 年の学士院の懸賞に論文を出し直し、翌年 1 月に賞を得た。1817 年に科学アカデミーの会員に選ばれた。1822 年に数学部門の終身書記になり、同じ年に『熱の解析的理論』を出した。1830 年 5 月 16 日、パリで没した。
関わった公式1
出典
- MacTutor History of Mathematics: Joseph Fourier
- J. Fourier, Théorie analytique de la chaleur (Paris, 1822)
- I. Grattan-Guinness, Joseph Fourier 1768-1830 (MIT Press, 1972)
- Julien-Léopold Boilly によるフーリエの肖像(版画)