
出典: Wikimedia Commons・Dona Mapston・CC BY-SA 3.0
生涯
1944 年 12 月 28 日、アメリカのノースカロライナ州レノアで生まれた。1966 年にジョージア工科大学を化学で卒業し、カリフォルニア大学バークレー校の大学院で生化学を学んで博士の学位を得た。カンザス大学とカリフォルニア大学サンフランシスコ校で研究員を務めたあと、1979 年にバイオテクノロジーの会社シータスに入り、短い DNA を合成する仕事に就いた。
1983 年、DNA の決まった区間を、温めては冷ます操作のくり返しで倍々に増やす方法、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を思いついた。思いついた夜のことは、1990 年の『サイエンティフィック・アメリカン』の記事と、1993 年のノーベル賞の講演で、本人が語っている。1985 年に同僚たちと PCR を使った論文を出し、1986 年に会社を離れた。
1993 年、PCR 法の発明によって、マイケル・スミスとともにノーベル化学賞を受けた。同じ年に日本国際賞も受けた。2019 年 8 月 7 日、カリフォルニア州ニューポートビーチで没した。
関わった公式1
出典
- The Nobel Prize in Chemistry 1993: Kary B. Mullis, facts
- Japan Prize 1993: Kary B. Mullis
- Arizona State University, Embryo Project Encyclopedia: Kary Banks Mullis (1944-2019)
- K. B. Mullis, The unusual origin of the polymerase chain reaction, Scientific American 262(4) (1990), 56-65