生涯
韓国の数学者。科学誌 Quanta の取材によると、2016 年にアメリカのミシガン大学の大学院に進んだ直後、兵役のために 4 年間休学した。軍にいる間にブログの記事でソファ問題を知り、はじめは軍務の合間の息抜きに考えていた。2021 年に大学院へ戻ると、この問題に専念すると決めた。指導を引き受けたのは、代数が専門のマイケル・ジーヴである。
博士課程では、カルスとロミックの計算機を使う方法を広げ、面積の上限をさらに下げるプログラムを作った。2024 年に大学院を終えたあとも計算機で決着をつけるつもりだったが、数か月のうちに計算機に頼らない道筋に気づいた。
延世大学(ソウル)の博士研究員だった 2024 年 11 月 29 日、119 ページの論文「ガーヴァーのソファの最適性」を arXiv に公開した。ガーヴァーの形が最大だという証明である。論文によれば、計算機を使うのは関数電卓でできる数値の計算だけである。韓国の英字紙 Korea Herald は 2026 年 1 月、論文が Annals of Mathematics で査読中だと伝えた。同じ時期、韓国政府の広報サイト Korea.net は、高等科学院(KIAS)のホ・ジュニ数学難題研究所の研究員として紹介している。2026 年 10 月の時点で、arXiv の原稿は第 1 版のままである。
関わった公式1
出典
- J. Baek, Optimality of Gerver's Sofa (arXiv:2411.19826, 2024 年 11 月 29 日)
- Quanta Magazine: The Largest Sofa You Can Move Around a Corner(2025 年 2 月 14 日)
- Korea.net: Scholar solves puzzle that baffled math world for 60 years(2026 年 1 月 5 日)
- The Korea Herald: Six-decade math puzzle solved by Korean mathematician(2026 年 1 月 4 日)