存命の人なので、顔は描いていない

リチャード・ボーチャーズ

Richard Borcherds

ムーンシャイン予想を証明し、1998年にフィールズ賞を受けた

生涯

1998年8月、ベルリンの国際数学者会議でフィールズ賞を受けた。国際数学連合の記録では、当時の所属はケンブリッジ大学で、授賞の分野はカッツ・ムーディ代数と保型形式である。

授賞のあとにピーター・ゴダードが述べた講演によると、ボーチャーズは頂点代数と一般化カッツ・ムーディ代数という新しい代数の枠組みを導入し、それを使ってコンウェイとノートンのムーンシャイン予想を証明した。1992年の論文「モンストラス・ムーンシャインとモンストラスなリー超代数」では、弦理論のゴーストなし定理を使ってモンスターが働くリー代数を作り、その分母公式から予想を導いた。26次元の格子から作った「偽のモンスター・リー代数」も、この研究の中で生まれている。

授賞の年に書いた講演の記録「ムーンシャインとは何か」では、英語を母語としない読者に向けて、ムーンシャインが月の光ではなく、ばかげた考えを指す言葉だと説明している。

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