クリストフ・ボイス・バロットの肖像(Christophorus Henricus Diedericus Buys-Ballot・出典: Wikimedia Commons・作者不明・Public domain)
Christophorus Henricus Diedericus Buys-Ballot
出典: Wikimedia Commons・作者不明・Public domain

クリストフ・ボイス・バロット

Christophorus Henricus Diedericus Buys Ballot

列車の実験でドップラー効果を確かめ、オランダの気象研究所を作った

生没年
1817–1890
地域
オランダ

生涯

1817 年 10 月 10 日、オランダ南西部ゼーラント州の村クローティンゲで生まれた。1835 年にユトレヒト大学で古典語を学び始め、のちに数学と物理学に移った。1844 年、物の凝集と付着についての論文で博士の学位を得た。学生のころから亡くなるまで、ユトレヒトで暮らした。

1845 年からユトレヒト大学で地質学・鉱物学・理論化学を教え始めた。同じ年の 6 月、ドップラーの説が誤りだと示すつもりで、ユトレヒトとマールセンの間を走る列車の屋根の無い貨車にホルン奏者を乗せ、線路のわきで音を聞き比べる実験を組んだ。近づく音は高く、遠ざかる音は低く聞こえ、説が正しいことが分かった。のちに同じ大学の数学と物理学の教授になった。

1854 年、オランダ気象研究所(いまの王立オランダ気象研究所、KNMI)を作り、初めはユトレヒトのゾネンボルフ天文台に置いた。1857 年には、風と気圧の関係についての規則をまとめた。北半球では、風を背に受けて立つと、気圧の低い所が左手の側にある。この規則は「ボイス・バロットの法則」と呼ばれる。1890 年 2 月 3 日、ユトレヒトで没した。

出典

  1. Universiteit Utrecht, Utrechtse muurformules: Christophorus Buys Ballot
  2. KNMI: Doppler-experiment Buys Ballot 160 jaar geleden (2005)
  3. C. H. D. Buys Ballot, Akustische Versuche auf der Niederländischen Eisenbahn, nebst gelegentlichen Bemerkungen zur Theorie des Hrn. Prof. Doppler, Annalen der Physik und Chemie 66 (1845)

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