アルバート・イングハムの肖像(画像生成 AI で描いたイメージ)
画像生成 AI で描いたイメージ

アルバート・イングハム

Albert Edward Ingham

零点の個数を抑えた1940年の式は、実部3/4の手前で84年間最良だった

生没年
1900–1967
地域
イギリス

生涯

1900年4月3日、イングランドのノーサンプトンで生まれた。MacTutorの伝記によると、父は靴工場の職長だった。スタッフォードのグラマースクールから奨学金を得て、1917年12月にケンブリッジ大学トリニティ・カレッジへの入学が決まり、第一次世界大戦の終わりに数か月を軍で過ごしたあと、1919年1月に学び始めた。1922年、ゼータ関数についての論文でトリニティのフェローに選ばれる。影響を受けたリトルウッドからは、難しい問題に取り組めば、解けなくても別の問題が解ける、と助言されたという。

1926年にリーズ大学へ移り、1930年にケンブリッジへ戻って大学の講師となり、キングズ・カレッジのフェローになった。ただ1冊の著書『素数の分布』(1932年)を、MacTutorは古典と呼んでいる。1937年には、隣り合う素数の間隔がほどで抑えられることを示した。1940年の2ページの論文で示したゼータ関数の零点の個数の評価は、実部が1/2を少し超えてから3/4までの範囲で、ほかの評価に破られなかった。2024年にガスとメイナードが0.7から3/4のあいだを初めて改め、0.7より左では今もこの式が最良である。1945年に王立協会のフェローに選ばれた。

車もラジオも欲しがらず、学校の賞でもらった自転車に40年乗り続けたと、バーキルの追悼文は伝えている。1967年9月6日、毎夏の山歩きの旅の途中、フランスのシャモニーで亡くなった。

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