存命の人なので、顔は描いていない

カタリン・カリコ

Katalin Karikó

塩基を置き換えたmRNAが炎症を起こしにくいことを、ワイスマンと示した

生没年
1955–
地域
ハンガリー、アメリカ

生涯

1955年、ハンガリーのソルノクで生まれた。ノーベル会議の発表によると、1982年にセゲド大学で博士号を取り、1985年までセゲドにあるハンガリー科学アカデミーの研究所で研究した。その後アメリカに渡り、フィラデルフィアのテンプル大学などで博士研究員を務め、1989年にペンシルベニア大学の助教授になった。2013年まで同大学で研究したあと、ビオンテックRNAファーマシューティカルズの副社長、上級副社長を務めた。2021年に、セゲド大学の教授と、ペンシルベニア大学ペレルマン医学部の非常勤の教授になった。

ペンシルベニア大学では、mRNAを治療に使う研究を続けたが、研究費はなかなか得られなかった。免疫学者のドリュー・ワイスマンと組み、2005年の論文で、塩基を化学的に変えたRNAが樹状細胞をほとんど刺激しないことを示した。2008年には、シュードウリジンを入れたmRNAのほうがたんぱく質を多く作ることも報告している。2023年、ワイスマンとともにノーベル生理学・医学賞を受けた。受賞の日の電話の取材では、16歳で読んだハンス・セリエの本から、「変えられることに集中する」という考えを学んだと語っている。

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