生涯
数論の研究者。バーゼル大学の紹介によると、専門は超越数論、ディオファントス近似、ディオファントス幾何学で、高さの上界から有限性を導く研究からは、ペル方程式や初等関数の積分についても思いがけない結果が出ている。1973年からノッティンガム大学で教え、1983年から1992年まではミシガン大学の数論の教授、1992年から2014年まではバーゼル大学の数論の教授を務め、いまは名誉教授である。
abc予想は、ミシガン大学にいた1985年の、オステルレとの議論から生まれた。1988年のオステルレの講演の記録がそう書いている。1986年にはスチュワートとタイデマンが「オステルレ・マッサー予想について」という題の論文を出しており、予想は早くから2人の名前で呼ばれていた。2017年には、Mathematika誌に「Abcological anecdotes」という2ページの文章を寄せている。
予想の不等式と、根基を手で求める計算はabc予想で確かめられる。
関わった公式1
出典
- University of Basel, Department of Mathematics and Computer Science: Prof. Dr. David Masser
- J. Oesterlé, Nouvelles approches du « théorème » de Fermat, Séminaire Bourbaki exp. 694 (1988), Numdam
- C. L. Stewart, R. Tijdeman, On the Oesterlé-Masser conjecture, Monatshefte für Mathematik 102 (1986), 251-257 (Crossref)
- D. W. Masser, Abcological anecdotes, Mathematika 63 (2017), 713-714 (Crossref)