存命の人なので、顔は描いていない

エッケハルト・パイク

Ekkehard Peik

2003年に原子核時計を提案し、PTBでトリウムの研究を率いる

生没年
21世紀に活躍
地域
ドイツ

生涯

ドイツの物理工学研究所(PTB)の物理学者で、光原子時計と、原子核で時を刻む時計を研究している。2003年、クリスティアン・タムとともに論文「トリウム229の3.5 eVの遷移の原子核レーザー分光」を書き、この遷移をレーザーで調べて時計の基準にする案を示した。当時、段差のエネルギーは3.5 eVと見積もられていた。のちに8.4 eVへ改まったが、2026年の『ネイチャー』の論文も、冒頭でこの提案を紹介している。

2015年には、ジュン・イェらとともに光原子時計の総説を『レビューズ・オブ・モダン・フィジックス』に書いた。2024年4月には、PTBのチームがウィーン工科大学のトルステン・シュムのチームとともに、トリウム229の原子核をレーザーで上の段へ移すことに初めて成功した。2026年10月の論文では、シュムとともに連絡先の著者に名を連ね、室温の結晶を使った原子核時計を、イッテルビウムイオンの時計と比べた結果を発表している。ウィーン工科大学の発表は、パイクをPTBのチームの代表として紹介した。

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