ピタゴラスの肖像(画像生成 AI で描いたイメージ)
画像生成 AI で描いたイメージ(顔は伝わっていないため想像で描いた)

ピタゴラス

Pythagoras

南イタリアのクロトンで、暮らしの掟をもつ学派を開いた

生没年
前 570 頃–前 490 頃
地域
サモス島(ギリシャ)、クロトン(南イタリア)

生涯

紀元前 570 年ごろ、エーゲ海のサモス島に生まれた。前 4 世紀のアリストクセノスによれば、40 歳のころ、島を治めた僭主ポリュクラテスの支配を嫌って島を出た。紀元前 530 年ごろ、南イタリアのクロトンに移り住み、教えを受ける人々と共に暮らす学派を開いた。

学派には、食べ物の決まりや日々の暮らしの掟があった。魂は死なず、生まれ変わると教えたことは、早い時代の記録にも残っている。教えのすべてを外の人には語らない習わしもあったと伝えられる。紀元前 510 年ごろ、クロトンで学派への反発が強まり、メタポンティオンに移った。そこで紀元前 490 年ごろに没したとされる。

ピタゴラス本人が書いたものは、1 行も残っていない。のちにピタゴラスの名で出回った書物は、偽作とみられている。プラトンやアリストテレスとその弟子たちの書いたものには、ピタゴラスと三平方の定理を結びつける話は見当たらない。定理を見つけて牛を捧げたという話は、もっと後の作家たちが伝えたものである。ピタゴラス本人が定理を証明したことを示す記録は無い。

出典

  1. MacTutor History of Mathematics: Pythagoras of Samos
  2. Stanford Encyclopedia of Philosophy: Pythagoras (Carl Huffman)
  3. ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』第 8 巻(加来彰俊 訳、岩波文庫)

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