
出典: Wikimedia Commons・Iztok Bončina/ESO・CC BY 4.0
アルマ望遠鏡
Atacama Large Millimeter/submillimeter Array (ALMA)
66 台のアンテナを結んだ電波干渉計。EHT で最も感度の高い観測局
- 年代
- 2011年(科学観測の開始)
- 場所
- チリ、アタカマ砂漠のチャナントール高原
- 人物
- 本間希樹
しくみと歴史
アルマ望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)は、南米チリの北部、アタカマ砂漠の標高 5000 m のチャナントール高原にある電波干渉計である。口径 12 m のパラボラアンテナ 54 台と口径 7 m のアンテナ 12 台、合わせて 66 台を結び、1 つの大きな電波望遠鏡として使う。日本を含む東アジア、北米、欧州南天天文台の加盟国と、建設地のチリを合わせた 22 の国と地域が運用している。2011 年 9 月に 16 台のアンテナで初期の科学観測を始め、2013 年 3 月の開所式で本格的な運用に移った。日本は計画のおよそ 4 分の 1 を担い、66 台のうち 16 台のアンテナと、10 種類の受信機のうち 3 種類を開発した。
2017 年 4 月のイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)の観測では、たくさんのアンテナの信号を合わせて 1 台の観測局として加わり、参加した望遠鏡の中で最も感度が高かった。山頂のアンテナ群から山麓の施設へデータを送る装置は、国立天文台が開発した。