
出典: Wikimedia Commons・Forest & Kim Starr・CC BY 3.0 US(観測所の部分を切り抜き)
パンスターズ 1 望遠鏡
Pan-STARRS1 telescope
口径 1.8 m・視野 3 度で、地球に近づく小天体を探す望遠鏡
- 年代
- 2010年(掃天観測の開始)
- 場所
- ハレアカラ山頂(アメリカ、ハワイ州マウイ島)
しくみと歴史
ハワイのマウイ島、ハレアカラ山の山頂にある口径 1.8 m の望遠鏡で、ハワイ大学天文学研究所が運用している。小惑星センターの記録では、リッチー・クレチアン式の反射望遠鏡に CCD カメラを付けた形式で、1 回に写せる範囲は差し渡し約 3 度、満月 6 つ分ほどある(ミーチほか、2017 年)。
2010 年 5 月から 2014 年 3 月まで、ハワイから見える範囲の空(全天の 4 分の 3)を、5 種類のフィルターで何度も撮り続けた。動く天体や明るさの変わる天体を探し、地球にぶつかるおそれのある小惑星を見つけることも、その目的の 1 つだった。いまは同じ山頂に 1.8 m の望遠鏡が 2 台あり、観測時間の大部分を、NASA の地球近傍天体観測計画の支援を受けて、地球に近づく危険な小惑星の捜索にあてている。2017 年 10 月 19 日、この捜索の画像から、最初の恒星間天体オウムアムアが見つかった。
この器具が出てくる公式
出典
- Minor Planet Center: MPEC 2017-U181(観測所 F51 Pan-STARRS 1, Haleakala・1.8 m リッチー・クレチアン式と CCD)
- K. J. Meech et al., A brief visit from a red and extremely elongated interstellar asteroid, Nature 552 (2017), 378-381(Methods の Pan-STARRS1 の説明)
- Pan-STARRS(ハワイ大学天文学研究所)
- Pan-STARRS: PS1 Science Consortium Surveys(ハワイ大学天文学研究所)
- University of Hawaiʻi News: An interstellar visitor unmasked(2017 年 11 月 20 日)