ジョン・グッドイナフの肖像(Nobel 9 Dec 2019 029 copy (49204051647) (cropped)・出典: Wikimedia Commons・US Embassy Sweden・CC BY 2.0)
Nobel 9 Dec 2019 029 copy (49204051647) (cropped)
出典: Wikimedia Commons・US Embassy Sweden・CC BY 2.0

ジョン・グッドイナフ

John B. Goodenough

コバルト酸リチウムが約4 Vを出す正極になることを示した

生没年
1922–2023
地域
ドイツ(イエナ)生まれ、アメリカ

生涯

1922年7月25日、アメリカ人の両親のもと、ドイツのイエナで生まれた。子どものころは字を読むのに苦労し、それもあって数学に引かれたと、ノーベル化学賞の一般向けの解説は書いている。イェール大学で数学を学び、第二次世界大戦中はアメリカ陸軍で気象の仕事についた。戦後はシカゴ大学で物理学を学び、1952年に博士の学位を得た。

マサチューセッツ工科大学(MIT)のリンカーン研究所では遷移金属の酸化物を研究し、コンピューターのメモリー(RAM)の開発にも関わった。1970年代の石油危機のあと、エネルギーの研究に移りたいと考え、1976年にオックスフォード大学の無機化学の教授になった。

1980年、東京大学から来ていた水島公一らと、コバルト酸リチウムが金属のリチウムに対して約4 Vを出し、リチウムを半分以上出し入れできる正極になることを示した。1986年からはテキサス大学オースティン校の教授で、リン酸鉄リチウムなど、ほかの正極の材料も研究室から生まれた。2019年、97歳でノーベル化学賞を受け、全部門を通じて最も高い年齢の受賞者になった。2023年6月25日、オースティンで亡くなった。

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