生涯
デンマークのオーフス大学の物理学者で、CERNで反水素を調べるALPHA共同研究の代表を務める。2010年11月、ALPHAが38個の反水素を磁場の罠に閉じこめたことをCERNが発表したとき、「まだだれにも分からない理由で、自然は反物質を締め出した。ALPHAの装置を見て、その中に安定で電気を帯びない反物質の原子があると思うと、とても報われる思いがするし、少し圧倒されもする」と語った。
2013年には、それまでに集めたデータから反水素の重力を調べる最初の方法を発表し、原子をもっと冷やして、反物質が本当に下へ落ちるかを確かめたいと述べている。縦長の装置ALPHA-gの据え付けと立ち上げを率い、2023年の『ネイチャー』の論文では、本文をラスムセンとともに書いた。この発表では「物理では、観測するまで本当には分からない」と語り、反物質の運動に重力の効きを見た初めての直接の実験だと述べた。2026年5月にALPHAが反水素の基底状態の超微細分裂を100万分の4の精度で測ったときも、代表として発表に言葉を寄せている。
関わった公式1
器具と道具
出典
- CERN: Antimatter atoms produced and trapped at CERN(2010年11月17日)
- CERN: ALPHA experimenters present novel investigation of the effect of gravity on antimatter(2013年4月30日)
- CERN: ALPHA experiment at CERN observes the influence of gravity on antimatter(2023年9月27日)
- E. K. Anderson et al. (ALPHA Collaboration), Observation of the effect of gravity on the motion of antimatter, Nature 621 (2023), 716-722(著者の役割の欄)
- ALPHA Collaboration: Collaboration(オーフス大学・代表)
- CERN: ALPHA measures tiny energy gap in antimatter with improved precision(2026年5月27日)
