マーク・カッツの肖像(Mark Kac・出典: Wikimedia Commons・Konrad Jacobs, Erlangen, Copyright is with MFO・CC BY-SA 2.0 de)
Mark Kac
出典: Wikimedia Commons・Konrad Jacobs, Erlangen, Copyright is with MFO・CC BY-SA 2.0 de

マーク・カッツ

Mark Kac

「太鼓の形は聞き分けられるか」と問い、確率論を物理に広げた

生没年
1914–1984
地域
ポーランド、アメリカ

生涯

1914年、当時はロシア帝国の一部だったポーランドのクシェミェニェツ(現在のウクライナのクレメネツ)で生まれた。出生証明書の日付は8月3日だが、これはユリウス暦の日付で、本人は本当の誕生日を16日だとしていた。ルヴフ大学でシュタインハウスに学び、1937年に博士の学位を得た。

翌年、奨学金を得てアメリカのジョンズ・ホプキンス大学に渡り、そこで第二次世界大戦の始まりを迎えた。1939年からコーネル大学で22年間教え、1961年にロックフェラー大学へ移った。晩年は南カリフォルニア大学で過ごし、1984年10月26日にカリフォルニアで没した。

確率論の方法を統計物理と数論に持ち込み、ファインマン=カッツの公式に名を残す。エルデシュとともに確率の考えを数論に入れた仕事を、本人はいちばん気に入っていたという。1966年に『アメリカン・マセマティカル・マンスリー』に書いた「太鼓の形は聞き分けられるか」で、1968年にアメリカ数学協会のショーヴネ賞を受けた。

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