ホレス・ラムの肖像(Horace Lamb 1885・出典: Wikimedia Commons・The Royal Society・Public domain)
Horace Lamb 1885
出典: Wikimedia Commons・The Royal Society・Public domain

ホレス・ラム

Horace Lamb

教科書『流体力学』を著し、音響と流体の応用数学に大きな業績を残した

生没年
1849–1934
地域
イングランド、オーストラリア

生涯

1849年11月29日、イングランドのストックポートで生まれた。父は綿紡績工場の職長で、幼いころに亡くなり、おばのもとで育った。オーウェンズ・カレッジで数学に転じ、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジでストークスとマクスウェルに学んで、1872年に卒業した。

1875年にオーストラリアのアデレード大学で最初の数学教授となり、10年間教えた。1885年にイングランドへ戻り、1920年までマンチェスターで教授を務めた。1895年の『流体力学』(Hydrodynamics)は、長くこの分野の標準の教科書だった。

1911年には論文「大気の振動について」を王立協会の紀要に発表している。地表に沿って音速ほどの速さで伝わる大気の波は、ラム波と呼ばれ、2022年のトンガ噴火を調べた久保田達矢らの査読前の原稿も、ラムの『流体力学』第6版を引いている。1934年12月4日、ケンブリッジで亡くなった。

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