
出典: Wikimedia Commons・Attributed to Jacopo de' Barbari・Public domain
生涯
1445 年ごろ、イタリア中部の小さな町サンセポルクロに生まれた。町には画家ピエロ・デッラ・フランチェスカの工房があり、パチョーリの書いたものには、ピエロの仕事の影響が強く見られる。若いころヴェネツィアに移り、商人の 3 人の息子の家庭教師をしながら数学を学んだ。のちにフランシスコ会の修道士になり、ペルージャ、ナポリ、ローマなどの大学で数学を教えた。
1494 年、ヴェネツィアで『算術・幾何・比および比例全書』(スムマ)を出した。算術・代数・幾何をまとめた 600 ページの大著で、複式簿記の解説を含む。1496 年ごろ、ミラノの君主ルドヴィーコ・スフォルツァに招かれ、宮廷で数学を教えた。宮廷にいたレオナルド・ダ・ヴィンチと親しくなり、『神聖比例論』の図をレオナルドが描いた。1499 年にフランス軍がミラノに入ると、その年の 12 月、2 人はそろって町を離れた。『神聖比例論』は 1509 年にヴェネツィアで印刷された。1517 年に故郷で没した。
ナポリのカポディモンテ美術館に、1495 年の年記がある肖像画が残る。作者はヤコポ・デ・バルバリとされることが多いが、決まっていない。
関わった公式3
出典
- MacTutor History of Mathematics: Luca Pacioli
- Luca Pacioli, Summa de arithmetica, geometria, proportioni et proportionalita (Venezia, 1494)
- Luca Pacioli, De divina proportione (Venezia, 1509)
- 『ルカ・パチョーリの肖像』(1495 年の年記、ナポリ、カポディモンテ美術館)