生涯
1952年12月31日、ニュージーランドのギズボーンに生まれた数学者。オークランド大学で学士と修士を取り、1974年にスイスのジュネーブへ渡った。物理学の学校に入ったあと数学に移り、アンドレ・ヘフリガーの指導で1979年に博士号を得ている。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校で1年を過ごしたのち、1981年からペンシルベニア大学に勤めた。作用素環の研究者として、1983年の論文で、部分因子環の指数が取れる値は4以上の実数か4cos²(π/n)(nは3以上の整数)に限られることを示した。この証明に現れた代数から組みひも群の表現が得られることに気づき、その意味を人に尋ねて回るうちに、1984年5月、コロンビア大学のジョーン・バーマンと2回会う。そのあいだに、結び目の多項式不変量を見つけた。
1984年からはバークレーに新しくできた数理科学研究所の特別研究年に加わり、1985年にカリフォルニア大学バークレー校の教授になった。1990年、京都の国際数学者会議でフィールズ賞を受け、会議の講演にはラグビーのニュージーランド代表「オールブラックス」のジャージ姿で現れたと伝えられる。2011年にヴァンダービルト大学へ移り、2020年9月6日、テネシー州ナッシュビルで亡くなった。
関わった公式1
出典
- MacTutor History of Mathematics: Vaughan Frederick Randal Jones
- Vanderbilt University News: Fields medalist brings informal style to Vanderbilt (2011-10-03)
- J. S. Birman, Algebra, Topology and the discoveries of Vaughan Jones, arXiv:2210.01920 (2023)
- International Mathematical Union: Fields Medals 1990
