生涯
紀元前 287 年ごろ、シチリア島のシラクサに生まれた。父は天文学者のフェイディアスで、このことはアルキメデス自身が『砂粒を数える者』に書いている。若いころ、エジプトのアレクサンドリアでエウクレイデスの後継者たちに学んだとみられる。シラクサに戻ってからも、アレクサンドリアの数学者たちに手紙で新しい結果を送り、サモスのコノンを親しい友とした。プルタルコスによれば、シラクサの王ヒエロン 2 世の友人で、親族でもあった。
残る著作には『円の計測』『放物線の求積』『球と円柱について』『らせんについて』『浮体について』『平面の釣り合いについて』『砂粒を数える者』などがある。『円の計測』では、正 96 角形で円周率を上下からはさんだ。1906 年には、デンマークの J. L. ハイベアが、上から別の文を書かれた羊皮紙の写本の中に『方法』を見つけた。
ヒエロンの求めで作った機械が、ローマ軍に包囲されたシラクサの守りに使われたと、プルタルコスは伝えている。紀元前 212 年、ローマの将軍マルケルスがシラクサを攻め落としたときに没した。本人の望みで、墓には球と円柱の図が刻まれた。紀元前 75 年にシチリアに赴いたキケロが、草に埋もれたその墓を見つけたと書いている。生前の肖像は伝わっていない。
器具と道具
出典
- MacTutor History of Mathematics: Archimedes of Syracuse
- T. L. Heath (ed.), The Works of Archimedes (Cambridge University Press, 1897)

